全部主人公の豊川悦司が言った
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「少女漫画の主人公は大嫌いといっているヤツとくっつくのが
セオリーなんだよ。」
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女の人はさ、大人になると素直じゃなくなっちゃうから、
子供のうちぐらいは素直になりなさいよ。
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森に住む少年リュサは、毎日沼にお使いに行くことを
母に言いつけられていた。
沼の主であるに、タイッヘに、
森の木の実と魚を交換してもらうためだ。
リュサの両親は、いつも二つの言葉の玉を持たせてくれた。
一つはありがとうのお礼の玉。
もう一つは、すみませんというお詫びの言葉の玉だ。
決して無くしてはいけないと言われている二つの玉を、
リュサは大事にしまって、沼へ向っていた。
リュサの持って行く木の実は、いつもタイッヘのくれる魚より
少なかったが、
すみません、ありがとう、という二つの言葉の玉を渡すと、
快く交換してくれた。
だがある日・・・
リュサは道の途中で、二つの言葉の玉を落としてしまった。
探しに戻る時間のないリュサは、恐る恐る、木の実だけを
タイッヘに差し出した。
リュサは何か恐ろしいことが起こる気がしたが、
タイッヘはいつものように、大きな魚と交換してくれた。
木の実だけでも魚と交換してもらえたユサは、
その時から二つの言葉の玉を使わなくなった。
そんなある日、リュサはタイッヘが酷く怒っていることに気づいた。」
リュサは慌てて袋から二つの言葉の玉を探ったが、
長い間使わなかったお礼とお詫びはすっかり錆びて、
使えなくなっていた。
リュサは必死で代わりになるものを探した。
そして、出てきたものは・・・」
「こんな魚、臭いから、木の実が少なくて当然だ!
もっと魚をよこせ!」
「出てきた言葉の玉は、ののしりだった。
リュサが押さえようとしても、ののしりは止まらず、
その日、リュサは沼から戻らなかった。
それからリュサの姿を見た者は・・・誰もいない。
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ちなみに、今日の【ブラザー☆ビート】 第七話
あまり好きじゃねぇ
しかも玉山さんは相変わらずにかわいかったXD
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